コラム

健康は繋いでいくもの

2022/02/18

人は追い込まれないと中々、本気になれないものです。スタッフが学生の頃は毎回テスト3日前くらいになるまでほとんど勉強をしませんでした。

そして3日前になり急に危機感に襲われて猛勉強していました。当然結果はでません(笑)勉強ができない典型的なパターンです・・・。
 
病気や不調も同じです。食事や生活習慣が病気をつくっているとわかっていても、ダラけた生活は簡単に正すことができないですね。そして本当に追い込まれたり、痛い目にあって初めて改めようと反省します。しかし、一夜漬けの勉強がすぐに忘れられ身にならないのと同じく、健康も一夜漬けのようにしてでできるものではありせまん。日々の小さな積み重ねが今の体、そして未来の次世代の体や遺伝子をつくっています。
 
マズいと思ってからなんとかすればいいや!と安易に考えがちですが、私たちはもう取り返しのつかないところまで足を踏み入れてしまっています。現代の社会に溢れる毒は慢性毒だと言われています。つまりはすぐに病気にならないけれど、ジワジワと確実に体を蝕んでいくということ。そして気づいた頃には手遅れになるのです。薬、農薬、添加物、化学肥料、遺伝子組換えに加えて、最近だとゲノム編集技術まで出てきました。
 
安全だと主張する企業や学者もいますが、本当に信用できるでしょうか。これらはすぐに病をつくることはありませんから、時間をかけて世代を超えて病をつくっていくでしょう。ですから目先の結果にとらわれてはなりません。健康とは繋いでいくもの。子育ては生まれる前から始まっています。次世代に酸性で汚れた血を渡し課題ばかりを残していいのでしょうか。自分だけが良ければと思っていればいつか巡り巡って返ってきます。次世代が育たない社会は滅ぶと決まっています。
 
毒に溢れ、病気を複雑化させる社会をつくったのは企業でもなく、学者でもなく私たちひとりひとりです。需要があるから供給が生まれます。他人のせいにしてはなりませんね!いらないものは不買しNOと言わなければなりません。今のひと口ひと口は未来の自分だけでなく、次世代の子どもたちの体や遺伝子をつくっていることを忘れずにいたいものです。自分だけが健康になれば良いというのではなく、どうぞ少しでも家族、友人、身近なひとに伝えていってください。