コラム

副食は長時間煮た根菜を!①

2022/02/25

以前の投稿にて、「千坂メソッドで食改善をスタートするときは、主食と調味料を見直すところから!」とご紹介しました。今回は次のステップである「副食の見直し」についてご紹介させていただきます♪

 
千坂メソッドでは長時間煮た根菜を最高の副食と考えています。長時間煮た根菜とは??牛蒡、蓮根、人参、大根などをじっくりコトコト短い時は3〜4時間、長い時は20〜30時間、さらに上級者は50〜100時間も合計で煮るのです!
 
ひゃっ、100時間!!!50~100時間は上級者ですが、10時間以上でもはじめて聞いた方は驚いてしまいますよね(笑)そこまで手間をかけてまで長時間煮て何が変わるのでしょうか。根菜は生や少し火を入れただけでは陰性×碱性の食べ物、つまり体を冷やす食べ物、夏野菜や葉野菜に比べ冷やす作用は小さいですが陰性に変わりありません。
 
しかし!この陰性の根菜も長時間を火を入れることで、消化吸収の良い陽性×碱性の食べ物へと変化します。陽性×碱性ですから、体を温めて、血液を濃くきれいにしてくれる食べ物です。
 
牛蒡や蓮根など根菜の硬い繊維は大地のミネラルと太陽の光の結晶。繊維の中に陽性×碱性が閉じ込められています。一般的にも硬~い食物繊維は、普通に食べただけでは消化吸収されないとされていますが、長時間火を入れることで繊維が柔らかくなり、繊維にたっぷり含まれるミネラルやビタミン、ファイトケミカルなど豊富な栄養素が溶け出し、それらを吸収可能にしてくれます。それが千坂メソッドの長時間煮の根菜です。
 
繊維の中に閉じこもった陽性×碱性をゆっくりじっくり煮だしていく調理法。至って単純ですが、食べた後の体の変化は生野菜を食べた時と驚くほど違います!主食と調味料の見直しができた方はぜひ、次のステップアップを検討ください!具体的な調理方法は煮るだけとはいえ、ちょっとしたコツがとポイントがありますのでまた次回に♪