コラム

骨粗鬆症から考える

2024/01/26

ちょっとしたアクシデントから骨折して入院。そのまま筋力が落ちてひとりで歩けなくなる…。骨粗鬆症は侮れない疾患ですね。

女性はとくに閉経後にホルモンバランスの乱れから骨がもろくなりやすい傾向にあります。

意外と知られていませんが、骨の強度を決めるのは骨密度だけではありません。骨は良く鉄筋コンクリートに例えられますが、コンクリートの部分は主にカルシウムやリンなどのミネラルにあたります。密度を基準にして骨の強度を気にするのですが、もっと重要なのは鉄筋の部分です。

建物で考えた時に、いくらコンクリートで固めて密度があっても柔軟性がなく鉄筋の部分が弱ければ大きな地震には耐えられないですよね。骨密度が高いと単純に喜んでしまいがちですが、むしろ密度が高すぎるのも問題です。では骨の鉄筋に当たる部分が何かというとコラーゲン繊維でできています。

コラーゲン合成にはアミノ酸やビタミンC、そして現代人がカルシウム以上に不足しやすい鉄や亜鉛が必須です。実はカルシウムは別の疾患が絡んだりよっぽど偏った食事をしない限り不足しにくいミネラル。つまり、骨が弱いからと単純にカルシウムを摂っても骨は丈夫になれないのです。

『骨=カルシウム』のような一部の知識だけで原因を決めつけてしまうことが問題です。原因を間違えていたら問題はいつまでも解決できないですよね!栄養学は参考になりますが、各論の知識をもっていても結果は出せないことを意識する必要があるとスタッフは思うのです。

試験管上のA+B=Cが人体内では通用しない場合が多々あります♪千坂メソッドでは栄養学的にではなく、食べ物を全体で捉えます。どのようなものを食べたときにどのように身体に影響を与えるのか。結果と事実と統計から原因と法則性を見つけ出します。栄養学や化学式は全体の中の一部でしかなく、人体内ではそれらが無数の組み合わせで相乗あるいは拮抗して働いていることを忘れないようにしたいですね!

では、最終的には何が大事か。むずかしく考える必要はなく、時系列を追っていくことで”今まで何をしてきてその結果があるのか”を考えるクセをつけましょう。今までやってきたことの中に必ず答えが存在しています。

例えば・・・・

▢ 甘い物を食べて骨を弱くした人

▢ タンパク質が不足して骨を弱くした人

▢ 甲状腺機能が低下して骨が弱い人

▢ ホルモンバランスを崩して骨を弱くした人

同じ病気や症状でも原因が異なれば行う対策は当然違うものでなければならないということです。具体的に骨を強くする方法を知りたい方は、ぜひ、千坂メソッドを学んでみてくださいね!密度よりも柔軟性のある丈夫な骨をつくることがポイントです♪