水素水が“身体に良い”とされるのはなぜ?
コラム「巷にあふれる「水素水」のホントのところ!」第一章は、水素水がどういうものであるかについての内容でした。本章では「水素水が体に良いといわれるのはなぜか?」ということについて見ていきます。
まず、良いとされている理由ですが、科学的に水素水の効能が証明されており、以前は乏しいとされていたヒトでの臨床試験結果についても近年は効果が確認されています。
それでも“水素水は身体に良い”という認識が一般に浸透しているとは言い難く、「何となくあやしい」というイメージを持たれているのも事実でしょう。
極端な言い方をすると、もともと水素水/電解水素水は共に“水素が溶けている”だけの水であり、薬のように効果・効能をうたうことができません。けれども一部のメーカーが薬機法に触れる内容の広告を展開したことなどから、国民生活センターが2016年に報告書で「容器入り水素水に表示されている溶存水素濃度※は、飲用する時の濃度とは限らない」等々の注意喚起を行ったことで、上記のような“あやしい”というイメージが消費者の間で広がったと考えて良いでしょう。無味・無臭の水を疑いの目で見てしまうのも無理はないといえます。
※水に溶けている水素分子の濃度
世界で報告されている医療における水素水の飲用効果
しかしながら、水素水(水素分子水)は今や科学や医療の世界ではその効果が着々と証明されており、現在も研究が進められています。2007年に太田成男氏のグループが水素分子の抗酸化作用について米国の「Nature Medicine」に発表して以降、世界でヒトを対象とした臨床試験の報告も次々に発表されており、2021年時点ではその報告数は80を超えています*1 。
水素の医療応用での水素水飲用についての報告では、関節リウマチやパーキンソン病、2型糖尿病やメタボリックシンドロームなど多様な疾患に効果があるとされています。
効果が生まれる理由としては、水素に活性酸素の一種であるヒドロキシラジカルを選択的に消去する働きがみられ、酸化ストレスを減少させる水素の抗酸化作用が上記のような疾患の症状に作用していると考えられているのです。
日常の疲れにも抗疲労効果が
また医療応用以外において、健康な人が水素水を飲用するとどのような効果があるのかについても研究がされています。臨床研究で現在明らかになっているものでは、運動前の水素水飲用によって筋肉疲労が軽減するという報告があります。さらに日常生活の疲労についても抗疲労効果を有するとされており、病人やアスリートなど特定の人だけでなく一般にも水素水飲用の応用が広がりを見せていることがうかがえます。
ただし、水素水の効果は判明しているものの、筋肉疲労の軽減をはじめ体内の作用機序についてはいまだに明らかになっていない点が多く、その解明が待たれているところです。
・参考文献『ここまでわかった水素水 最新Q&A』太田成男著
・*1 PRTIMES記事:MiZ株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000047753.html
千坂メソッドの陰陽酸碱を知ると、血液を濃くしてカラダを温める”陽性”の食べ物がいいんだ!陽性が強ければ強いほどいいのか!と考えてしまいがちです。
酵素は、野菜、果物、肉、魚など全ての食べものに含まれていますが、熱やpHによって変性し、一般的には20~40℃が酵素の触媒に最適な温度とされ、60℃以上で酵素が失活する(=活性を失う)とされています。
欧米の代表的な穀物である小麦も、精製していない全粒粉なら、栄養豊富です。が、残念ながら、玄米ほどの力は備えていません。
年齢を境に代謝が一気に落ち込んで糖質を気にする方が増えています。日々の食事から太りやすい体質にもなれば、太りにくい体質にもなります。
本章では第一章「水素水ってどういう水のこと?」で触れた、水の電気分解によって発生するアルカリ性電解水にフォーカスします。
「水素水」は誰でも耳にしたことがあるほど一般的に知れ渡っていますが、“水素水が何たるか”については漠然としたイメージや、「何となくあやしいのでは?」といったイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
だれにも相談できないけど、体臭が気になる、汗が臭くないか、ワキガかもしれない、加齢臭・・・そんな「におい」について悩みを抱えている方が増えているようです。
生姜は冷え症に良いとこれからの季節に大人気な食べ物ですね!スープやお茶、お鍋などに入れて積極的に食べているひとも多いのではないでしょうか。カラダをポカポカ温めるとされる生姜ですが、千坂メソッドの視点でみるとまた違う性質が見えてきます。
ケーキ、お菓子、果物、パンや麺など小麦、ヨーグルトや牛乳・・・これらの食べ物は千坂メソッドではすべて陰性×酸性。陰性は血液を薄くして体を冷やし、酸性は血液を汚して万病のもとになるので控えたい食べ物です。
よく聞く「遠赤外線」って、どういうもの? 今回のテーマである「遠赤外線」について、わりと耳にする機会があるものの、実際に「遠赤外線とは……」と説明できる人はそれほど多くないのではないでしょうか。
夜になるとなぜか不安感に襲われる、夜が怖い、どうしようもなく寂しいなんてことはありませんか?お子さんですと中々ひとりで眠れないなんてことがありますね!実はこれ、食べ物と深~い関係があるんです!
日本最古の医薬書にもその効果が謳われる梅干し!水毒、血毒、食毒の三毒を断ついわれ浄血力と造血力に優れます。そんな調味料の王様のような梅干しの中でもこだわりにこだわり抜かれた『四年もの梅干』をご紹介します。
家族や自分の健康のために何からはじめたらいいの?という方にもまずは主食を3点セットごはんに変えることからおすすめしています。なぜ、3点セットごはんからなのか!今回はその魅力をお伝えします。
体に良いと知っていても、実践のハードルが高いグルテンフリー 健康的な食スタイルを模索している人にとって、小麦粉由来の食品を断ち、白米より玄米を選ぶ、というのは今や基本的な知識になっているかもしれません。
食健のお昼はほとんど毎日『3点セットごはん』です。そこに少々の漬物と梅干、味噌汁がついて完璧な献立です。社員にとっては体にもお財布にも優しい嬉しいありがたい♪
食健本社のある関東はまだ10月にも関わらず11月並みの寒さです。みなさん手足は冷えていませんか?冷えは万病のもとと言われますね!
千坂メソッドで食事や身体の相談を受けていると、「今まで良いと思ってやってきたことで反って体調を崩していた」というケースと沢山出くわします。
そもそも酵素って何? 私たちの体内にある酵素とは? 酵素は人間だけでなく動物や植物も有しており、生命活動に重要な役割を担っています。人間の体内にある体内酵素は主にタンパク質で構成されており、消化・吸収・代謝など生命活動において重要な化学反応を促進するといった役割を担っている物質です。
気温が下がり過ごしやすい季節となりました。暑さにやられて夏バテ気味だった方も、秋は落ち着いて体調が戻ってきます。
今また見直されている“梅干しパワー”の秘密 日本で古くから食べられてきた梅干し。梅の実を塩で漬けた、いわゆる「梅干し」として食べられていた最古の記録は平安時代中期といわれます。古より今日まで食べ継がれてきたのは、“身体に良い”食べ物としての効能を人々が実際に体感してきたところによるのでしょう。